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外反母趾の治療方法は、大きく分けて、保存療法と手術療法の二つに分けられます。
保存療法とは、外反母趾の症状を進行しないようにする療法です。時期としては外反母趾の初期の段階で行うもので、靴、装具、薬などを使います。
■靴による保存療法
外反母趾の原因になるような窮屈な靴ではなく、親指の付け根を圧迫しないような幅の広い靴を履く、ということを基本として症状悪化を防ぐ療法です。
■装具による保存療法
痛みをやわらげるパッチや足底板、矯正用装具などを用いた療法です。パッチは、足の付け根の痛い部分に張ってクッションとします。足底板とは、偏平足などで縦横のアーチ(反り)がないと外反母趾を悪化させ、逆に外反母趾が偏平足を助長する場合もあるので、靴底にアーチをサポートする板です。矯正用装具は、変形した親指を押したり引っ張ったりして矯正する装具で、症状が軽い人に特に有効です。
■薬による保存療法
塗り薬を患部に塗ったり、内服薬や注射を用いる方法です。あくまでも痛みを抑える療法なので、外反母趾が治るわけではありません。
手術療法とは、文字通り手術によって外反母趾を直す方法です。
症状が比較的軽ければ、中足骨の抹消部を一部切断して、外側にずらすという方法があります。
症状が重度の場合、中足骨の抹消部を数箇所切断したうえ、根元を切断して曲げるという方法をとります。
いずれの場合も4〜5日の入院を必要とします。切断した骨が元に戻って完治するまでには、2〜3ヶ月かかります。しかし手術をすれば、重度の外反母趾も直すことができます。